やさぐれ漫画描き、広枝出海のブログです。 創作同人情報、美術展やら映画感想など 獺祭状態でつらつら書きたいな~、と。 カワウソは取った魚を祭るように陳列するそうですが、散らかしているだけとは言ってはいけないお約束(^_^;) 無断転載はどうぞご遠慮下さいませ<(_ _)>
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
春らしい読書、ということで『食べられる虫ハンドブック』読んでみました( ´ω`)
啓蟄過ぎて春ですね。ってことで、
『食べられる虫ハンドブック』
(内山昭一監修、21世紀の食調査班編、自由国民社 2013年12月15日初版)
を読んでみました( ´ω`)
20世紀から囁かれる食糧問題。
「このままニンゲン増えると食べるものなくなっちゃうよね。けど虫がいるよ♪虫って生産効率的にも栄養的にもオススメなんだよ♪何食べてく?虫でしょ!」っていう食糧問題最終解決法、昆虫食。それをかなり現実的、かつ大真面目に紹介してる本です。
実用本です。
白状すると、結構このテの本は好きでして…えへ(〃゚ω゚〃)いや、虫とか食うとかとんでもない話だと怯える側なんですけどねっ。なのになんでこんなに虫食う話に魅かれるんだろ?と自己分析するに…あ、ホラー、オカルトと同類項だと思ってる気がする、私。怖いよ!でも好奇心はくすぐられるのさ!っていう…バカです( ,,´・ω・)実用を目的に真剣に作ってるであろう著者の方々には申し訳ないと思いつつ(ほんとにすみません)…すっごく面白かったです。
何冊か昆虫食の本は見たことありますが、この本は今までの本とは全く違う画期的な本です。何が画期的って、虫の種類ごとに調理法と味が詳細に、
とっても具体的に説明されているのです((((((((((((((゚;ω;゚ノノ))!!
それぞれの虫さんの(御存命中の)カラー写真に「クッキングガイド」なる料理法マークが添えられてます。「蒸す揚げる焼く炒める炊く茹でる漬ける」どれがおススメかチェックが入ってます。どうやら虫さんごとに美味しい調理法は違うようです。へ…へぇ~~~(((((((ι゚ω゚;)
味の説明も想像力がかき立てられる、素晴らしく詳しい表現です。
例えばヤママユさん。
「茹でた蛹は豆乳の味」
「オトナのメスはお腹に卵があるとプチプチした歯ごたえが刺激的」
クリシギゾウムシさんは、
「栗の実に似た甘味」
へえぇぇぇ~~~~…。1000へえくらい差し上げたい!!!
どの虫さんもそれぞれ味わい深いようですが、中でもウマ~なのには「イチオシ」スタンプが押されてて実に親切。中でもモンクロシャチホコさんこと、幼名サクラケムシさんは「絶品」で「上品な桜の香り」に驚くそうで…。もはやどこのワインですかと!
虫を食べる本で期待するのって、一番は「で、それどんな味なの(;゚ω゚)?」ってことなんですが、私が読んだ本は大抵「(食)草の味」とか、ひどいと「虫の味」でした。虫の味なのは分かるよ(笑)!この本は全部違うんです。虫さんを食べつくしたホンモノにしか書けない表現です。虫ソムリエ免許皆伝とお呼びしたい…!
この本見ると、日本の虫さんは大概食べられるんだな~って感心します(※火を通してね w)ノミとか虱さんのような小さい方々以外は、ほぼ網羅されてる気が…。詳細は自分でも書いてて怖いので(笑)興味ある方は是非是非読んでみて下さい(;´ω`)いやー、蚊の目玉なんて高級品なんでしょうね、きっと…。
思えばうちのわんこも、夏のアブラゼミは絶品だと申しておりました。お散歩中に、死にかけて道に斃れ行くセミさんを発見しようものなら、瞬時に捕獲。瀕死の最期のはばたきもソースとばかりに、口の中でジジジジと断末魔の叫びを木霊させて食っておりました。夏の恐怖の風物詩でしたが…美味しかったんだ。本当に。見てるこっちは怖いけど。
ちなみに経験値を積んだ今では、死骸のセミさんには見向きもせず、真にフレッシュなセミさんにのみ反応しております…(そして反射神経は落ちているので捕獲率は大幅に下がり、飼い主を恐怖から解放してくれましたw)この本で虫さんは鮮度が命と知り、うちの駄犬のソムリエっぷりにも改めて驚いた次第です。はい。
で、更に実用性を考慮した作りとしてこの本、ハンドブックサイズになってます。携帯できます。色々不透明な日常のもしもの備えに、非常持ち出し袋に入れておくと役に立つかもしれません。地球がゾンビに覆い尽くされても、この本があれば食糧の心配を一切することなく生き残れるはずです(ちなみに私は世界中でたった一人生き残ってサバイバルするより、話の冒頭でさっくりゾンビに齧られて多勢に回りたい派です)。
本当は、この本読むのは夏がおススメだと思います。
真夏の夜、色々な気配を背後に感じながら熟読すれば、エアコンは必要ないと断言できます。
すごく…怖い本でした……(;;;:´;ω;`:;;;)ゞ
『食べられる虫ハンドブック』
(内山昭一監修、21世紀の食調査班編、自由国民社 2013年12月15日初版)
を読んでみました( ´ω`)
20世紀から囁かれる食糧問題。
「このままニンゲン増えると食べるものなくなっちゃうよね。けど虫がいるよ♪虫って生産効率的にも栄養的にもオススメなんだよ♪何食べてく?虫でしょ!」っていう食糧問題最終解決法、昆虫食。それをかなり現実的、かつ大真面目に紹介してる本です。
実用本です。
白状すると、結構このテの本は好きでして…えへ(〃゚ω゚〃)いや、虫とか食うとかとんでもない話だと怯える側なんですけどねっ。なのになんでこんなに虫食う話に魅かれるんだろ?と自己分析するに…あ、ホラー、オカルトと同類項だと思ってる気がする、私。怖いよ!でも好奇心はくすぐられるのさ!っていう…バカです( ,,´・ω・)実用を目的に真剣に作ってるであろう著者の方々には申し訳ないと思いつつ(ほんとにすみません)…すっごく面白かったです。
何冊か昆虫食の本は見たことありますが、この本は今までの本とは全く違う画期的な本です。何が画期的って、虫の種類ごとに調理法と味が詳細に、
とっても具体的に説明されているのです((((((((((((((゚;ω;゚ノノ))!!
それぞれの虫さんの(御存命中の)カラー写真に「クッキングガイド」なる料理法マークが添えられてます。「蒸す揚げる焼く炒める炊く茹でる漬ける」どれがおススメかチェックが入ってます。どうやら虫さんごとに美味しい調理法は違うようです。へ…へぇ~~~(((((((ι゚ω゚;)
味の説明も想像力がかき立てられる、素晴らしく詳しい表現です。
例えばヤママユさん。
「茹でた蛹は豆乳の味」
「オトナのメスはお腹に卵があるとプチプチした歯ごたえが刺激的」
クリシギゾウムシさんは、
「栗の実に似た甘味」
へえぇぇぇ~~~~…。1000へえくらい差し上げたい!!!
どの虫さんもそれぞれ味わい深いようですが、中でもウマ~なのには「イチオシ」スタンプが押されてて実に親切。中でもモンクロシャチホコさんこと、幼名サクラケムシさんは「絶品」で「上品な桜の香り」に驚くそうで…。もはやどこのワインですかと!
虫を食べる本で期待するのって、一番は「で、それどんな味なの(;゚ω゚)?」ってことなんですが、私が読んだ本は大抵「(食)草の味」とか、ひどいと「虫の味」でした。虫の味なのは分かるよ(笑)!この本は全部違うんです。虫さんを食べつくしたホンモノにしか書けない表現です。虫ソムリエ免許皆伝とお呼びしたい…!
この本見ると、日本の虫さんは大概食べられるんだな~って感心します(※火を通してね w)ノミとか虱さんのような小さい方々以外は、ほぼ網羅されてる気が…。詳細は自分でも書いてて怖いので(笑)興味ある方は是非是非読んでみて下さい(;´ω`)いやー、蚊の目玉なんて高級品なんでしょうね、きっと…。
思えばうちのわんこも、夏のアブラゼミは絶品だと申しておりました。お散歩中に、死にかけて道に斃れ行くセミさんを発見しようものなら、瞬時に捕獲。瀕死の最期のはばたきもソースとばかりに、口の中でジジジジと断末魔の叫びを木霊させて食っておりました。夏の恐怖の風物詩でしたが…美味しかったんだ。本当に。見てるこっちは怖いけど。
ちなみに経験値を積んだ今では、死骸のセミさんには見向きもせず、真にフレッシュなセミさんにのみ反応しております…(そして反射神経は落ちているので捕獲率は大幅に下がり、飼い主を恐怖から解放してくれましたw)この本で虫さんは鮮度が命と知り、うちの駄犬のソムリエっぷりにも改めて驚いた次第です。はい。
で、更に実用性を考慮した作りとしてこの本、ハンドブックサイズになってます。携帯できます。色々不透明な日常のもしもの備えに、非常持ち出し袋に入れておくと役に立つかもしれません。地球がゾンビに覆い尽くされても、この本があれば食糧の心配を一切することなく生き残れるはずです(ちなみに私は世界中でたった一人生き残ってサバイバルするより、話の冒頭でさっくりゾンビに齧られて多勢に回りたい派です)。
本当は、この本読むのは夏がおススメだと思います。
真夏の夜、色々な気配を背後に感じながら熟読すれば、エアコンは必要ないと断言できます。
すごく…怖い本でした……(;;;:´;ω;`:;;;)ゞ
PR
COMMENT